十六夜

昨日の十五夜の空と云い…今日の日中の空と云い…
本当に『泣けるよな晴れた日』だった。月に纏わる話は色々あるが昔田舎ではそれぞれの意味ある日にそれぞれのイベントを行っていた。今日母に聞くと今でも続いているらしい。

まず、「十五夜」次の日は、ご存知「十六夜(いざよい)」。その次の日を「立待月(たちまちづき)」、さらに次の日は「居待月(いまちづき)」、またさらにその次の日は「寝待月(ねまちづき)」と呼びます。月が出てくる時間は日に日に遅くなるので、十六夜の次の日は“立って”待ち、その次の日は“座って”待ち、さらに次の日は“寝て”、名月を待だ。

それ以外二十二夜、二十三夜もある
やはり昔の生活には、行事にはそれぞれ意味がありそれ自体が歴史に繋がって居て情緒がありあったかい

今日近くを散歩した
ちょうど秋のスポーツシーズンで野球を終えた高校生のグループに何度かすれ違った。挨拶など期待もせずすれ違うつもりだったが、向こうから挨拶してきた。『こんにちわ』思わず慌てたのは自分で…『こんにちは』…
 そのあとすれ違う散歩の男性、女性にこちらから挨拶するとちゃんと返してくれる。
何か忘れてしまった事を十五夜高校野球児から教わった気がした。
楽しくするもしないも、自分なのだと今更ながら確認した

夕暮れのタウンです